ジャグリング心をくすぐる発見手帖。

木のそばで 前編


(前編)これは、ぴよぴよちゃんが生まれる前のお話。その小さな公園には、大きな木が1本ありました。そして木のそばには、人には見えない不思議な生き物が住んでいました。この生き物は公園に遊びにくる子供たちを、こっそりそばで見守っていました。いつも楽しそうに笑って遊ぶ子供たちを見るのが、大好きだったのです。生き物にとって、この小さな公園に子供たちの笑い声が聞こえるのが、とても嬉しかったのでした。最初の2、...

続きを読む

木のそばで 後編


(後編)生き物が最後に目を開けたのは、また春がやってきた頃でした。子供たちのたくさんはしゃいでいる声が聞こえたような気がしたからです。(子供たちが来ているのかな…?)久しぶりに起き上ってみると、もう、生き物の体は透けていました。(もうすぐ、消えてしまうんだ)よく目を凝らしてみると、目の前にはたくさんの子供たちがいました。どうやら、旅芸人のおじさんが大道芸を披露しているようでした。おじさんは、ポンポ...

続きを読む